未経験からエンジニア転職に成功させたい方は、プログラミングスクールで学習すべきと思っている方も少なくないでしょう。
しかし、ネットを見ると「プログラミングスクールはやめとけ」「お金の無駄」という声を以前からよく見かけます。
エンジニアに転職したい、プログラミングを学習したいと考えている方は、このような声に疑問や不安を抱かないでしょうか。
今回は実際プログラミングスクールを受講してエンジニア転職した筆者が、プログラミングスクールに対する意見を徹底調査しました。
そのうえで自分なりの考えもお伝えしていますので、最後までご覧ください。
大手プログラミングスクール「DMM WEBCAMP」の評判が気になる方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!
なぜプログラミングスクールはやめとけって言われる?


私はDMM WEBCAMPを受講しましたが、プログラミングスクールを受講しようと色々調べていた時、「やめとけ」の文字をたくさん見てきました。
ネットでプログラミングスクールと検索すると、「やめとけ」と否定的な文字が出てきます。
なぜやめとけ、と言われているのか理由を考えてみました。
- 受講料金が高額だから
- 転職成功率や就職先に疑問を持っている
- 短期間での習得は現実的でないから
- 独学で十分だから
- 未経験でも就職できる企業があるから
以上の理由をもとに調査した結果を、続いて詳しくご紹介します。
受講料金が高いから
プログラミングスクールの費用は決して安くありません。安くても数十万円から、コースによっては100万円近くする場合もあります。
高い受講料を支払ったがカリキュラムが合わなかった、転職できなかったとなれば、プログラミングスクールに通った意味がないと思っても仕方がないでしょう。
したがって高い受講料を払うのであれば、独学で習得したほうがよいと考える方も少なくありません。
転職成功率や就職先に疑問を持っている
プログラミングスクールの広告で「転職成功率〇〇%!」といった広告を見たことはないでしょうか?
高い数字を記載しているのが多いため、未経験からのエンジニア転職成功がそこまで難しくないような印象を受けます。
しかしこの数字は、本カリキュラムを修了した受講生の転職成功率を表しているスクールも少なくありません。
その場合は受講してみたもののカリキュラムが合わず、学習を終わらせれず卒業できなかった受講生は、この数字に含まれていないことになります。
短期間での習得は現実的でないから
「○ヶ月でエンジニアになれる!」このようなキャッチコピーで集客するスクールもいくつか見られます。
しかし、実際のところ短期間でプロレベルのスキルを身につけることは、非常に難しいと言われています。
IT業界は常に新しい技術によって進歩しているため、継続的な学習と実践が必要な分野です。
仮にエンジニアに転職できても、スクールの期間だけで即戦力になれるという宣伝を鵜呑みにしてしまうことで、現実とのギャップを生み出してしまう可能性がでてきます。
独学で十分だから
今は自宅にいながらもプログラミングが学べるサービスも存在します。代表的なオンライン学習サービスは以下の3つです。
その他、書籍やGitHubなどのコード共有プラットフォームを活用すれば、コストを抑えて学習が可能です。
「お金をかけるなら、その分を書籍や有料コースに当てた方が効率的」考える方もいるため、プログラミングスクールを受講する必要はないという意見も出てきます。
未経験でも就職できる企業があるから
経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年までIT人材は年々不足すると発表しています。
したがって、未経験からでもIT企業に就職可能な会社も多くなってきました。
会社でIT知識やプログラミング学習を行う研修期間が設けられているため、高い受講料金を支払ってプログラミングスクールに通わなくてもよいと考える方もいます。
本当にプログラミングスクールはやめとくべき?





プログラミングスクールの批判的な意見をたくさん見ました。
でも、本当にやめておくべきなんでしょうか?
もちろんプログラミングスクールを受講することで、得られるメリットもたくさん存在します。
- 学習の挫折を防げる
- 質問できる環境がある
- 体系的に学べる
- 転職サポートを受けれる
筆者も実際に大手プログラミングスクール「DMM WEBCAMP
実体験も踏まえて、メリットを紹介していきます。
学習の挫折を防げる
多くのプログラミングスクールは学習の挫折を防げる工夫を行っており、よく見られるサポートは以下3点です。
- 基礎から応用までスケジューリングされた学習カリキュラム
- 分からない箇所を質問できるメンター制度
- コーチによるカウンセリング制度
プログラミングスクールは計画的な学習カリキュラムが組まれているため、段階的に学ぶことができ、知識もインプットしやすくなります。
カリキュラムを進めるためにも、質問できるメンター制度や、不安や悩みごとを相談できるコーチのサポートにより、プログラミング学習おける挫折を防ぐ環境が整っています。



プログラミングスクールがすべてスケジュールを組んでくれるため、学習が進めやすいのはメリットだと感じました。
質問できる環境がある
プログラミング学習の挫折率は約90%と言われており、「わからない箇所が解決できない」という理由で学習を諦めてしまう方も少なくありません。
プログラミング学習で時間を消費するのは「エラーの解決」です。独学だとエラー解決に多大な時間を要してしまいます。
しかしプログラミングスクールは、プロや現役のエンジニアをメンターに雇っているスクールも少なくないため、わからない箇所は瞬時に質問することができます。



質問できる環境があるのは非常に価値のある制度だと感じました。
「伝える力」「理解する力」の2つを身に付けることができるので、自分自身の成長を感じられます。
体系的に学べる
プログラミングを学習する手段として、書籍やオンライン学習サービスを例に挙げましたが、今は本や学習サービスのコースの種類も豊富に存在します。
未経験・初心者の場合、豊富に本やコースがあってもどの本を選べばよいのか、どのコースを受講すればよいのか迷いがちです。
その点プログラミングスクールはカリキュラムが体系的に整理されているため、無駄なく効率的に学習を進められるという利点があります。



書籍や学習サービスでは「入門編」「応用編」とさまざまなジャンルに分けられており、そのたびに購入や受講をしなければいけません。
プログラミングスクールは基礎も応用も一括でまとめられているため、1回で修了できるメリットがあります。
またプログラミングスクールのカリキュラムにおいて、最終地点がポートフォリオの作成も少なくありません。
この作成したポートフォリオは、転職活動やフリーランス案件獲得に活用していきます。
したがって未経験ながらもポートフォリオを作成できるのは、プログラミングスクールを受講する大きなメリットといってよいでしょう。
転職サポートを受けられる
転職サポート付のプログラミングスクールも多く存在します。受けられる転職サポート内容は、以下の項目がよく挙げられます。
- 自己分析や履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策の実施
- プログラミングスクール経由の求人紹介
特に3つ目の「プログラミングスクール経由の求人紹介」はスクールを受講するメリットとして大きいです。
前の章で「未経験でもIT企業に入れる会社も多く存在している」とお伝えしましたが、筆者は学習をせずまったくの未経験で入れるIT企業の入社はおすすめしません。



まったくの未経験なので、プログラミング学習をしないで入社できる企業を指します。
理由はそのような企業は入社後、エンジニアの仕事とは関係のない業務を任される場合も少なくないからです。



実際、私の友人も未経験でWeb会社に入社しました。
しかし、研修期間は平日はコールセンターで働き、週に1回業務後にプログラミング学習をしていると仰っていました…。
研修期間中であれば、プログラミングの学習のみが普通です。
本来の業務とは違うことをさせる企業は、研修期間を終えたあと本当にエンジニアとして業務をさせてもらえるのか不信感も募ります。
しかしプログラミングスクール経由で紹介してもらえる企業は、そういった企業に就職するリスクを減らすことができます。
エンジニアとしてキャリアを積みたいのであれば、「未経験でもすぐエンジニアになれる」といった魅力的なワードを見ても、踏みとどまって一度よく考えることが必要です。
プログラミングスクール選びで失敗しないためのポイント





プログラミングスクールのよい面も悪い面も理解できました!
でも受講するとなったらスクール選びは失敗したくないなぁ…
今はたくさんのプログラミングスクールも出てきており、受講を考えている方はどのスクールを受講すればよいのか悩んでしまう方もいるでしょう。
プログラミングスクール選びで失敗しないためのポイントは以下5点です。
- 料金体系を確認する
- カリキュラムの具体性をチェックする
- サポート体制をチェックする
- メンターの質をチェックする
- 実際の卒業生の口コミをリサーチする
これらのポイントについて、続いて詳しく紹介します。
料金体系を確認する
プログラミングスクールの受講料金の確認は怠らないようにしましょう。低くても数十万円から高くて100万円近いコースも存在します。
料金プランはコースや週間プランによって異なってきます。その他にも追加料金が発生しないか、分割払いは可能か、返金保証はあるかなど料金に関する詳細を確認が必要です。
そしてプログラミングスクールを無料で受講できるスクールも存在します。
無料で受講できることは一見大きなのメリットのように思えますが、オンラインで受講不可能や学べるカリキュラムが少ないなど制限も出てきます。
安さだけでなく、受講料金と学習内容に見合ったプランを選択することが重要です。
カリキュラムの具体性をチェック
自分が将来Webエンジニアになりたいのか、インフラエンジニアになりたいのかで学ぶカリキュラムが変わってきます。
したがって「プログラミングが学べる」といった抽象的な説明ではなく、具体的に何を学べるのか、どのような学習スケジュールなのか確認しましょう。
そして筆者がお伝えする重要なポイントは再三お伝えしていますが、「ポートフォリオが作成できるか」の点です。
それも指定されたポートフォリオではなく、オリジナルなポートフォリオが作成できる点が重要です。
ポートフォリオは転職活動であったり、フリーランス案件獲得であったり、活用する場面も少なくありません。
ポートフォリオは自分の作品を一目でアピールすることができるので、極めて重要な成果物です。
不明点がある場合は受講前にカウンセリングを設けているスクールもあるので、くまなくチェックするようにしましょう。
サポート体制をチェックする
プログラミングスクールはサポート体制が充実しているスクールもありますが、受講前にそのサポート内容をチェックをしておきましょう。
プログラミングスクールでよく見られるサポートは以下3つです。
- プログラミングの基礎から応用まで学べる学習サポート
- 未経験でもエンジニア転職成功まで導く転職サポート
- 不安な点や悩みごとを相談できるモチベーションのサポート
プログラミングスクールによってサポート内容はさまざまです。例えば学習サポートでは質問対応の時間帯や方法、回数制限などスクールによって変わってきます。
転職成功を叶えたい方は、プログラミングスクールのサポート内容を把握しておきましょう。
メンターの質をチェックする
プログラミングスクールはメンターという、プログラミング学習を教えてくれる方が存在します。
スクールに在籍するメンターの実績や現役エンジニアかどうかなど、教える側を知っておくことも重要です。
わからない箇所を理解するために質問制度を利用しても、結局わからないままで終わってしまうと本末転倒になります。
受講する前は実際のメンターについて知ることはできないため、可能であればネットで検索し、口コミを調査してみることもおすすめです。
卒業生の口コミをリサーチする
実際にそのプログラミングスクールを卒業した人の声は貴重な情報源です。
今やネットで検索すれば卒業生の口コミが見れるのでチェックしましょう、おすすめの口コミサイトは「コエテコcampus」です。
コエテコcampusは気になるプログラミングスクールの、よかった点と気になる点の両方の口コミをまとめて掲載しています。
ほかプログラミングスクールの概要やコース内容、特徴まで記載しており、とてもわかりやすい口コミサイトとなっています。
またXで検索してみるのもおすすめです。
身近に感想を知ることができ、プログラミングスクールの卒業生もしくは進行形で受講している生徒の生の声を拝見できます。
よい口コミも悪い口コミを踏まえたうえで、受講するプログラミングスクールを決定することが重要です。
おすすめのプログラミングスクールは?





失敗しないプログラミングスクールのポイントは把握できました!
しかし、実際このポイントに当てはまるプログラミングスクールはあるのでしょうか?
今や多数のプログラミングスクールが存在するため、ポイントを把握しても、どのプログラミングスクールを受講するか悩む方もいるでしょう。
そこで筆者がおすすめするプログラミングスクールを3つ厳選して紹介します。
この3つのプログラミングスクールを選んだ理由は3つあります。
- 転職サポートが付いているから
- ポートフォリオ作成が充実しているから
- 過去に炎上していないから
未経験からエンジニアになりたい方は、転職サポートが付いているのは必須です。
またポートフォリオの作成も重要な点です。
ポートフォリオはオリジナル性が重視されるので、そのプログラミングスクールで完成度の高いポートフォリオが作れるのかも重点に置きました。
そしてほか重要な点が「過去に炎上していないか」です。過去に炎上していた、問題を起こした経験のあるプログラミングスクールは、信頼面も踏まえて控えておいたほうがよいでしょう。



あくまで個人的な意見にはなります。
調べたところ、この3つのプログラミングスクールは過去に炎上した経験はなさそうでした。
もう少し詳しく紹介します。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMP
未経験からの転職成功率は98.8%、実践力を重視したカリキュラムで即戦力のスキル習得を目指します。
DMM WEBCAMP
- 技術質問に回答するメンター制度を利用した学習サポート
- ITエンジニアの転職相談を行うキャリアアドバイザーによる転職サポート
- 学習中の不安や悩みを相談できるメンタリングサポート
この3つの徹底したサポートにより、受講者のエンジニア転職成功まで導きます。
DMM WEBCAMP
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RUNTEQ
RUNTEQは超実践型オンラインプログラミングスクールを謳っており、国内最大級の商品比較サービスmybestにて国内プログラミングスクール3年連続ランキング1位を獲得しているスクールです。
RUNTEQをおすすめするポイントは、以下3点です。
- 実践1000時間の学習カリキュラムが組まれている
- クオリティーの高いポートフォリオ作成が可能
- 就職先がWeb系開発企業が中心
RUNTEQは1000時間の学習カリキュラムを用意しています。膨大な学習時間ですが、その分高度なスキルを習得することが可能です。
またRUNTEQはユーザー目線を意識したポートフォリオ作成に重点を置いています。したがって、未経験でもクオリティーの高いポートフォリオが作成できるため、転職活動へ存分に活用できます。
そしてRUNTEQ受講生の94%がWeb系開発企業に転職しています。したがってWeb系開発企業に就職したい、Webエンジニアになりたいと考えている方は、RUNTEQの受講が適しているでしょう。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
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テックアカデミー
テックアカデミー
テックアカデミー
- 転職支援と副業支援が充実している
- メンターが実務経験3年以上の現役エンジニア
- 豊富に学習コースが揃えられている
テックアカデミー
副業はある程度実務経験を積んでから行うイメージがありますが、テックアカデミー
また教えてくれるメンターが実務経験3年以上の現役エンジニアのため、安心してわからない箇所を質問することができます。
そしてテックアカデミー
オーダーメイドコースは20以上のコースから選び、自分に合う期間や料金も選べて無理なく学習を進められるのがポイントです。
どのコースを受講するか悩んでいる方は、まずはテックアカデミー
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まとめ:プログラミングスクールは人によって価値が変わる
今回はプログラミングスクールがやめとけ、無駄と今でも言われている理由について解説しました。
「プログラミングスクールはやめとけ」の理由は一面の真実ですが、すべての人に当てはまるわけではありません。
自己管理能力が高く独学でも挫折しない自信がある人や、すでに基礎知識があり特定の分野を深めたい人なら、独学や安価なオンライン学習サービスで十分でしょう。
一方体系的に学んで挫折せずに継続したい、質問環境が欲しいという方には、プログラミングスクールは十分価値のある選択肢です。
この記事を読んで、あなたに合った学習環境を見つけることができ、今後のキャリアの参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。