「本当に未経験からエンジニアになれるの?」「プログラミングの経験は無いけど転職できる?」
そんな不安を抱えていませんか?
プログラミングの経験がなくても、今から学習と転職の対策をしっかり行えば、十分未経験からのエンジニア転職は可能です。
この記事では、筆者が完全未経験からエンジニア転職に成功した実体験をもとに、全過程を詳しく解説します。
プログラミングスクール選びから転職活動のコツ、内定獲得まで、リアルな体験談とともに具体的なステップをお伝えします。
未経験からエンジニアに転職したいと考えている方はぜひ最後まで読んで参考にしてください!
- 未経験からエンジニア転職成功までの道筋
- プログラミング学習におけるポイント
- 転職活動における注意点と心構え
未経験からエンジニア転職までのロードマップ


まずは私がエンジニア転職成功までの道筋をお見せしたいと思います。
筆者が未経験からエンジニアに転職するまでの経過は以下の通りです。
IT業界は人材不足が問題視されており、今は未経験でも就職可能であることをネットで把握しました。
将来性を考え、高収入やリモートワークが期待できるエンジニアに転職することを決意。
その後転職付きプログラミングスクールの存在を知り、比較サイトや口コミを参考に受講するプログラミングスクールを調べました。
ほかにも、プログラミングについて基礎中の基礎の学習も行っていました。
1番評判がよく、DMMとしてのブランド力もある「DMM WEBCAMP
仕事と並行して学習を行う就業両立コースを受講したため、6ヶ月間の学習期間となりました。
転職活動に入る前の1ヶ月間は、DMM WEBCAMPのキャリアアドバイザーと数回に渡る面談を実施。
自己分析や履歴書・職務経歴書の作成、面接対策を行っていました。
転職活動の準備も終わり、いよいよ転職活動開始。
主にDMM WEBCAMPの紹介求人を中心に転職活動を行っていましたが、並行して別の転職サイトでも応募して面接に向かっていました。
最終的にDMM WEBCAMPで紹介していただいた、受託企業から内定をいただいたので、承諾して転職活動を終了。
以上より、筆者はエンジニアに転職するまで約9.5ヶ月間の時間がかかりました。



就業両立コースの学習時間が6ヶ月間だったこともあり、1年近くかかってしまったと感じています。
ちなみにそれまでの筆者はプログラミングを学習した経験は全くなく、特段頭が賢かったわけでもありません。
プログラミングは英語や数字がたくさん出てきますが、英語や数字が得意だったわけでもありません。
そんな筆者でも無事エンジニアへの異業種転職を実現できたので、次から実体験を基にエンジニア転職成功の過程をお伝えしていきます。



これからエンジニア転職を目指すという方は
是非参考にしてください!
DMM WEBCAMP受講前にしたこと





まずはDMM WEBCAMPを受講する前の行動を紹介します。
エンジニアに転職することを決意し、その後筆者は以下3つの行動を起こしました。
- プログラミングスクールの比較
- DMM WEBCAMPの無料カウンセリングを受ける
- Progateでプログラミング学習
まずはどのプログラミングスクールを受講するか検討し、その後1番評判のよかったDMM WEBCAMP
それと並行して少しでもプログラミングについて知っておこうと思い、Progateで基礎中の基礎を学習しました。
次でもう少し詳しく説明していきます。
プログラミングスクールの比較【ネットで調査】
筆者は必ずエンジニア転職に成功させたかったため、転職サポート付プログラミングスクールの受講しか考えていませんでした。
もちろんネットで検索すれば「プログラミングスクール やめとけ」の文字も沢山拝見し、受講するか悩んだこともあります。
しかしプログラミング学習の経験無しで入社出来るIT企業は不安に感じてしまう部分もあったため、プログラミングスクールの受講を決意しました。
プログラミングスクールがやめとけと言われる理由をまとめた記事もあるので、是非ご覧ください。


DMM WEBCAMPの無料カウンセリングを受ける【無理な勧誘は一切無し】
複数のプログラミングスクールを検討した結果、評判が良くてブランド力もある「DMM WEBCAMP」が気になったので無料カウンセリングを受けてみることに。
担当していただいた方は簡単にIT業界の現状やDMM WEBCAMPの概要についてお話していただきました。
その説明を聞いたうえで、本気でエンジニア転職したいのであれば、受講に進んでくださいと伝えられました。
なので一切無理矢理な勧誘は無かったので、とても良い印象で終わった記憶があります。
DMM WEBCAMPの無料カウンセリングを受ける前にリアルな評判を知りたい方は、調査した結果をまとめた記事もあるので是非参考にしてみてください。


Progateでプログラミング学習【少し分かる程度で大丈夫】
DMM WEBCAMPの受講を決めた後、少しだけでもプログラミングについて知っておこうと思い、Progateで学習し始めました。
Progateは無料版・有料版の両方ありますが、無料版でいいと思います。



プログラミングスクールで詳しく学ぶので、有料版で学ぶ必要はないかと感じます。
プログラミングにおける変数の知識ぐらいは、頭に入れといた方が良いかと思います。
エンジニア転職を目指す前に知っておくべき3選


エンジニアは魅力的な職業ですが、目指す前に以下の3点は知っておきましょう。
- 初年度の年収は下がる可能性が高い
- 未経験でいきなりリモートワークは難しい
- コミュニケーション能力は非常に大事



エンジニアは高収入、リモートワークが可能だと思っていたので
少しショックでした。
次でこの3点について、説明します。
初年度の年収は下がる可能性が高い
未経験からエンジニアに転職した1年目の年収は下がる可能性が高いです。
理由は未経験で入るためスキルがなく、新卒と同じ給料になるからです。



私も年収は、前職より下がってしまいました…
もちろんDMM WEBCAMPの無料カウンセリングでも、初年度の年収は下がる旨の説明を受けた記憶もあります。
未経験からエンジニアに転職した1年目のリアルな年収を公開した記事もあるので、是非ご参考ください。


未経験でいきなりリモートワークは厳しい
未経験から入社して、いきなりリモートワークは難しいことが多いです。
そもそもスキルがないうえでリモートワークをするのは、わからない箇所をすぐに聞くことができないため、筆者はあまりおすすめしません。



スキルを身に付けてからのリモートワークがマストですね
とはいえ、実際はリモートワーク可能な企業があるのも事実です。
リモートワークについてまとめた記事もご用意しているので、参考にしてみてください。


コミュニケーション能力は非常に大事



人と話すの苦手だから、パソコンで仕事できるエンジニアになりたいなぁ…
エンジニアの仕事は、実際はパソコンに向かって設計書やプログラムを作成するだけではありません。
チームでの協働開発、クライアントの打合せ、他部署の連携などコミュニケーションが必要な場面が多々あります。
したがって一人で行う仕事という認識を持ってはいけません。



とはいえ、どうやってコミュニケーションを上げたらいいの?
コミュニケーション能力を上げる対策をまとめた記事もあるので、是非向上を目指してください。


DMM WEBCAMPの受講開始【学習のポイント】





では、いよいよDMM WEBCAMPで受講開始です!
筆者はDMM WEBCAMP 就業両立コースを受講しました。
実際に受けた就業両立コースの、学習カリキュラムから転職活動終了まで、リアルにまとめた記事もあるので是非ご覧ください。


DMM WEBCAMPを受講して、感じた学習におけるポイントは以下5点です。
- スケジュールを組み立てて学習しよう
- メンターはどんどん活用しよう
- わからなかった箇所はまとめておこう
- ポートフォリオの作成はオリジナリティを出していこう
- 休憩も取り入れて学習しよう
これらのポイントについて、次で詳しく説明します。
スケジュールを組み立てて学習しよう
DMM WEBCAMPで学習するにはスケジュールを組み立てての学習が必要です。
特に就業両立コースを受講される方は、本業と並行して学習するため、よりスケジュール管理が重要になります。
期限までに学習が終わらないと追加料金を支払わなければいけないので、注意しましょう。



本業が忙しかったらどうしよう…
学習で時間が取れない場合は、メンタリング担当者や運営に相談も可能なので、フルに活用してみてください。
メンターはどんどん活用しよう
DMM WEBCAMPにはわからない箇所を質問できるメンター制度が整っています。
わからない箇所につまづいたままだと時間が勿体ないので、10分~15分自分で考えてもわからない場合は、メンターに質問しましょう。



DMM WEBCAMPのメンターってどんな人がいるんだろう…
DMM WEBCAMPに在籍するメンターを紹介した記事もあるので、参考にしてみてください。


わからなかった箇所はまとめておこう
プログラミング学習は難しいため、わからない箇所が多くて当たり前です。
重要なのはわからなかった箇所は自分でまとめておき、次同じような問題が起きたときに解決できるようにしておくことです。
おすすめは、Excelやスプレッドシードを活用して、以下3点をまとめておくことです。
- わからない箇所を記載
- 自分で試してみたことを記載
- どう解決したか記載
このようにまとめて解決したエピソードは、面接でもアピールできるので是非活用してみてください。
ポートフォリオの作成はオリジナリティを出していこう
DMM WEBCAMPでは基礎学習、応用学習が終わった後はポートフォリオ作成に入ります。
作成したポートフォリオは転職活動で使用していくので、オリジナルなポートフォリオを作成しましょう。



そうは言っても、どんなポートフォリオを作っていいかわからない!
ご安心ください。ポートフォリオ作成フェーズでは、ポートフォリオの企画の仕方からきちんと説明されています。
また、企画や設計の段階からメンターに相談も可能なので、フルに活用して作成に努めてください。
休憩も取り入れて学習しよう



これが一番重要だと言ってもいいかもしれません。
決して安いとは言えない料金を支払ってプログラミングを学習し、異業種への転職を目指すのは精神的な負担を感じることもあります。
仕事や子育てをしながらだと、なおさらそう感じてしまうかもしれません。
所々休憩を入れてエンジニア転職を目指していきましょう。
筆者は合間に運動をしたり、音楽を聴いたりしてリフレッシュしていました。



無理して進める必要はありません。自分のペースで着実に進んでいきましょう。
転職活動の準備





無事DMM WEBCAMPを卒業できました…!
ここからは転職活動です!
DMM WEBCAMPの学習を卒業したら、次はキャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進めていきます。
とはいっても、転職活動に入るまでにいくつか準備があります。
- 自己分析をする
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 面接対策
私は1ヶ月間程かけて、DMM WEBCAMPのキャリアアドバイザーと共に準備を行っていきました。



1ヶ月間の転職活動準備は長いような気もしましたが
結果的に良かったと思います。
準備をしないで転職活動を行うことは、地図を持たないで旅に出るのと同じことです。
しっかり準備を行って転職活動に入っていきましょう。
自己分析をする
まずはキャリアアドバイザーと一緒に自己分析を行いました。
自分がなぜエンジニアになりたいのか、どのようなエンジニアになりたいのか、エンジニアになった後どうしたいのかなど考えていきます。



改めてエンジニアになりたい理由と聞かれても困っちゃうなぁ…
高収入やリモートワークが理由とは言いにくいし…
「エンジニアになりたい理由」は面接で非常によく聞かれる質問でもあるため、よく考えることが必要です。
エンジニアになりたい理由をまとめた記事もあるので、こちらも参考にしてみてください。


履歴書・職務経歴書の作成
自己分析が終わったら履歴書・職務経歴書の作成です。
DMM WEBCAMPでは履歴書と職務経歴書を提出すると、添削を行っていただけます。
第三者からの添削は、自分だけではわからなかった職務経歴書における改善点が発見できるためとても重要です。
特に職務経歴書は書類選考率を上げるためにも、よく考えて作成することが非常に大切です。



とはいっても、職務経歴書のコツって何かあるの?
職務経歴書を作成するときのポイントを書いた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。


面接対策を行う
自己分析、書類の作成が終わったら最後は面接対策を行いましょう。
あらかじめ来るであろう面接内容を予想しておき、回答をまとめておくとスムーズに面接が進みます。



でも実際未経験エンジニア転職の面接ってどんなことが聞かれるんだろう?経験者じゃないし…
筆者が実際に聞かれた面接の質問をまとめた記事もご用意しています。せひ読んで面接対策の参考にしてください。


いよいよ転職活動開始!【抑えておくべき4選】





ようやく転職活動が始まります!
十分な準備・対策が済んだらいよいよ転職活動のはじまりです。
転職活動中も抑えておくべきポイントや心構えが4点あります。
- 資格の学習はメインにしなくていい
- 面接後は必ず振り返る
- 複数の転職サイトに登録しておく
- 不採用になってもあなたが悪いわけではない



IT業界って資格が重要なイメージでした。
学習しなくて大丈夫ですか?
それも踏まえて、次でそれぞれのポイントを説明します。
資格の学習をメインにしなくていい【面接対策に力を入れよう】
資格取得のための学習は大切です。ですが筆者は転職活動中は資格の学習はメインにしなくてよいと考えます。
例えば、ある企業に来た面接者2名が来て、それぞれアピールしました。
- 1人目:現在は基本情報技術者の取得を目指し、毎日2時間勉強に励んでいます。
- 2人目:作成したポートフォリオの改善点を踏まえ、機能を追加してみました。よろしければご覧ください。
みなさんはどちらに興味を持ったでしょうか、おそらく後者の方が多いかと思われます。



2時間学習も本音を言えば本当にしているのかも不明です。
その点ポートフォリオの改善だと、一目で見て分かりますよね。
面接官は転職活動に準備をしっかり行ってきたかどうかもチェックしています。
もちろん元々IT資格を持っている方は、存分にアピールしてください。
あくまで転職活動中において、学習に沢山資格取得の学習に時間を取らなくてもよいということです。
資格について考察した記事もご用意しているので、よければご覧ください。


面接後は必ず振り返りを行おう【改善点を見つけ出す】
面接後は必ず振り返りを行いましょう。
覚えている範囲で大丈夫なのでまずはメモに書き出します。可能であれば自分がどう答えたかもあわせて書き出してみましょう。
「ここをこう回答しておけばよかった」と反省点が見つかったら、次は同じような質問が来ても大丈夫なように回答を考えておきます。



自分でフィードバックを行うことが大切ですね。
複数の転職サイトに登録しておく【プログラミングスクールと並行】
もしもプログラミングスクールで転職活動を進めるのであれば、並行して他の転職サイトにも登録しておくこともおすすめです。
理由は面接対策の練習にもなりますし、何よりプログラミングスクールだけで進める不安点を少しでも解消できます。
この時キャリアアドバイザーに転職サイトに登録していることを言うか言わないかはどちらでも大丈夫ですが、無理に言わなくてもよいと思います。



色んな企業を見て、視野を広げていきましょう。
不採用になってもあなたが悪いわけではない【次の日から切り替えよう】
これも転職活動中における重要なポイントです。
例えプログラミングスクールに通ったからと言って内定がすぐ貰えるわけではありません。



私も面接企業15社中3社内定いただきましたが、反対に言えば
12社不採用であったということです。
時には連続して不採用の通知が届く日もあるかと思います。
ですが、ここで重要なのは「不採用なのは、あなたが悪かったから」のではないということです。
結局のところ、言ってしまえば面接は相性でもあります。
1次面接での面接官とは気が合ったのに、最終面接での社長とは気が合わずに落ちたということもしばしばです。
不採用が続き落ち込んでしまう日も来るかもしれませんが、次の日から切り替えて転職活動に励んでいきましょう。



今やIT企業はたくさん存在します。
最後まで諦めずに転職活動を進めていきましょう!
内定獲得!【承諾前にすること】





やっと内定をいただくことができました!
ですが、やるべきことが残っています。
最終面接を終え、無事内定をいただいた後もやるべき行動はあります。
- 疑問や違和感がないか確認する
- 入社したい希望日をしっかりと伝える
- 現職でも働いている場合は速やかに退職を伝える



退職を伝えなければいけないのは、とても緊張しますね…
内定承諾の前にする行動について、次で説明します。
承諾する前に疑問や違和感がないか確認する
まずは内定をいただいた企業でも、しっかりと考えて返事することが非常に重要です。
疑問や違和感がないか確認しましょう。
ちなみに筆者もDMM WEBCAMPでは3社、そして転職サイトでは1社内定をもらいましたが、計4社のうち2社は違和感が感じたためすぐに辞退を申し出ました。
違和感を感じた理由は以下3点です。
- 面接が1回だけだった
- 入社したら別の会社で働いてもらうと言われた
- そもそもインフラエンジニア募集枠だった(Webエンジニアを希望)
残った2社のうち、1社はSESでもう1社は受託企業で、最終的に受託企業の内定を承諾しました。



やっぱりSESってやめておいたほうがいいのかな?「やめとけ」ってよくネットで見るし…
もちろんSES=悪ではありませんが、やめとけと言われる理由についてまとめた記事もあります。よければご覧ください。


内定先の会社には入社したい希望日をしっかりと伝える
内定を承諾したら入社したい希望日はしっかりと伝えましょう。
有給が残っている場合は、有給消化も視野にいれて伝えることが重要です。



1~2ヶ月後に入社したい旨を伝えるのが望ましいですが、難しい場合はしっかりと内定先企業に伝えましょう。
現職でも働いている場合は速やかに退職を伝える
現職で働いている場合は速やかに退職を伝えましょう。



最近は退職代行サービスも増えてきていますよね
筆者はできるだけ退職代行サービスを利用した退職はおすすめしません。
なぜならエンジニアはコミュニケーション能力が必要であり、自分の意志を自分で伝えるという行動も重要だと考えるからです。
直接社長に伝えるのではなく、直属の上司のみに伝えるだけで大丈夫です。
退職を伝える旨は非常に勇気がいりますが、しっかりと自分の口で伝えていきましょう!
まとめ:未経験からエンジニアになれる!すぐに行動しよう!
今回は筆者がまったくのプログラミング未経験からエンジニア転職したロードマップをお伝えしました。



約9.5ヶ月かかってしまいましたが、自分のなかでは満足した結果となりました。
紹介したロードマップを踏まえ、筆者は確実にエンジニアに転職したいと考える方は、転職付きプログラミングスクールの受講をおすすめします。
実践的なカリキュラムと転職サポートによって、独学と比較して大幅な時短が実現でき、効率的にエンジニア転職を目指すことができます。
厳しい現実ですが、転職は年齢が高くなればなるほど難しくなってきます。
未経験からエンジニアに転職しようか悩んでいる方は、一歩前に踏み出して、新しい業界に挑戦してみましょう!
筆者の体験が、みなさんの手助けになれば幸いです。