エンジニアの面接が決まったものの、「スーツで行くべき?それとも私服でもいいの?」と服装選びに悩んでいませんか?
IT業界は自由な雰囲気があるだけに、面接時の服装マナーが分かりにくいかと思います。
エンジニア面接では基本的にスーツが無難ですが、企業によっては私服OKの場合もあります。
現役女性エンジニアである私が、スーツと私服それぞれの場合における適切な服装選びを解説。
また、髪型・メイク・小物まで身だしなみも併せてお伝えします。
- エンジニア面接スーツの場合の注意点
- エンジニア面接私服の場合の注意点
- 面接前における身だしなみチェック5選
未経験エンジニアは面接で何聞かれるか心配…実際に私が聞かれた質問集をこちらの記事にまとめています!
エンジニアの面接はスーツ?私服?

Reinaエンジニアって自由なイメージです。面接ってスーツ?それとも私服でもいいんでしょうか?
エンジニアの面接では、服装選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
基本的に面接はスーツであれば問題ありません。しかしITという業界柄、私服OKの場合もあります。
次より、スーツの場合と私服の場合2つに分けて、詳しく説明します。
基本はスーツで面接で挑む
エンジニアの面接でも、基本的にはスーツで臨むのが無難です。
IT業界は他の業界と比べてカジュアルな雰囲気がありますが、第一印象を決める重要な機会になります。
スーツを着用することで「きちんとした印象」を与えられ、面接官に誠実さや真剣さが伝わりやすくなります。
特に服装指定がない場合は、リクルートスーツや黒・紺・グレーなどの落ち着いた色のスーツを選びましょう。
女性の場合、パンツでもスカートでも問題ありません。自分が動きやすいスタイルを選ぶとよいです。
迷ったときはスーツを選んでおけば、どの企業でも失礼にあたることはありません。



特に服装について何も言われなかったら、スーツで挑むのが無難ですね。
私服OKの会社もある



私が転職活動していた時、面接時私服OKの会社もありました!
近年では面接時に私服OKの企業も増えています。
スタートアップ企業やベンチャー企業を中心に、社風として私服勤務OKの会社が多い傾向が見られます。
私服OKの場合でもスーツを着ていっても基本的には問題ないですが、私服OKであれば無理してスーツを着る必要もないでしょう。
ただし「私服OK」といっても、普段着やラフすぎる服装は避けるべきです。
オフィスカジュアルを意識した、きちんと感のある服装を心がけましょう。
また、企業から具体的な指定がある場合は、その指示に従うのが基本です。
スーツの場合に気を付けること





大体のことはわかっているけど、スーツの場合これだけは気を付けるべき項目が知りたい!
スーツで面接に臨む際は、細かな点まで気を配る必要があります。
服装の乱れは面接官の印象を左右するため、事前にしっかりチェックしておきましょう。
以下のポイントを確認してから面接に向かってください。
- 派手な色のスーツではないか
- ワイシャツはシワになっていないか
- スカートは短すぎていないか
これらについて、次で詳しく説明していきます。
派手な色のスーツではないか
スーツは黒・紺・グレーなど、落ち着いた色を選びましょう。
面接という場では、人柄やスキルに注目してもらうことが重要です。
派手な色や奇抜なデザインのスーツは、面接官の注意を服装に向けてしまい、肝心の話の内容が頭に入りにくくなります。
またベージュやライトグレーなど明るめの色は、カジュアルな印象を与えやすいため避けた方が無難でしょう。
エンジニア職の面接では、技術力や論理的思考力が重視されるため、服装で目立とうとする必要はありません。
おすすめのスーツカラー
- 黒:最もフォーマルで誠実な印象
- 紺:的で落ち着いた印象
- ダークグレー:洗練された印象
シンプルで清潔感のある服装が、最も好印象を与えられます。



迷ったら黒色を選択しておけば問題ないですね。
ワイシャツはシワになっていないか
上に綺麗にされたスーツを着ていても、中に着るワイシャツがシワだらけではだらしない印象を受けます。
面接前日にはアイロンをかけて、パリッとした状態にしておきましょう。
特に襟元や袖口は目に付きやすい部分なので、念入りにチェックしてください。
また、ワイシャツの色は白が基本ですが、淡いブルーやピンクなど控えめな色であれば大丈夫でしょう。
ただし、柄物は避けて無地を選ぶようにしましょう。
清潔感のあるワイシャツは、あなたの誠実さを表現する重要な要素です。



襟元がフリルのワイシャツも避けておいた方がいいですね。
スカートは短すぎていないか
女性の場合スカート丈は、立った状態で膝が隠れる長さを目安にしましょう。
短すぎるスカートは面接の場にふさわしくなく、カジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
また、スリットの入ったスカートを選ぶ場合は、スリットが深すぎないかも確認してください。
歩いたときに太ももが見えるようなデザインは避けるべきです。
タイトスカートとフレアスカートのどちらを選んでも構いませんが、タイトスカートの方がきちんとした印象を与えやすいでしょう。
また生足は避け、ストッキングを履くようにしましょう。伝線が入らないように注意し、カバンに予備を入れておくと安心です。
ただし、動きにくさを感じる場合はパンツスーツを選ぶのも良い選択です。



面接時が冬の場合だと寒いですからね。無理せずパンツを選ぶのも問題ないです。
面接では立ったり座ったりする動作があるため、事前に鏡の前で動きを確認しておくと安心です。
参考として以下ベーシックなスーツを記載しておきますので、参考にしてみてくださいね。
私服指定の場合に気を付けること【オフィスカジュアル】





スーツより私服の方がわからないです!まずオフィスカジュアルってどんな服装ですか?
私服指定の面接では「オフィスカジュアル」を意識した服装が求められます。
とはいっても、そもそもオフィスカジュアルって何なのか、どんな服装なのかいまいちイメージ掴みにくい方もいるでしょう。
オフィスカジュアルとは、ビジネスシーンに適したきちんと感を保ちながらも、スーツほど堅苦しくない服装を指します。
以下のポイントを押さえて、適切なコーディネートを心がけましょう。
- 落ち着いた色味の服を選ぶ
- 中はシンプルなシャツで、ジャケットを羽織る
- 露出しすぎていないか
次で詳しく説明します。
落ち着いた色味の服を選ぶ
まず服の色は、白・ベージュ・グレー・紺など、落ち着いた色を中心に選びましょう。
私服OKといっても、面接という正式な場であることに変わりはありません。
蛍光色や原色などの派手な色は避け、好印象を与えられる色を選ぶことが大切です。
モノトーンでまとめるとシックな印象になり、ベージュやネイビーを取り入れると柔らかく親しみやすい雰囲気を演出できます。
全身を同系色でまとめるワントーンコーデも、洗練された印象を与えられるのでおすすめです。
面接前には全体の服装をチェックし、バランスを確認しましょう。
中はシンプルなシャツで、ジャケットを羽織る
ブラウスやシャツにジャケットを合わせると、きちんと感が出ます。
私服指定であっても、ジャケットを着用することで、しっかりした印象を受けます。
カジュアルすぎる印象を避けられ、ビジネスシーンに適した装いになるため、オフィスカジュアルの基本スタイルといえるでしょう。
インナーには、シンプルな無地のブラウスやシャツが無難です。
フリルやレースが付いているものも、控えめなデザインであれば問題ありませんが、装飾が多すぎるものは避けましょう。
襟付きのシャツを選ぶと、より引き締まった印象になります。
ジャケットは必ずしもセットアップである必要はなく、ボトムスと色を変えても構いません。
ただし、全体のバランスを考えて、まとまりのあるコーディネートを心がけましょう。



シンプルかつ清潔感のあるスタイルが好印象ですね!
露出しすぎていないか
胸元が開きすぎたトップスや、体のラインが出すぎる服は避けましょう。
オフィスカジュアルでは、適度なきちんと感と控えめさが求められます。
ノースリーブやキャミソール、深いVネックなど肌の露出が多い服装は、カジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
トップスは袖のあるものを選び、胸元が開きすぎていないかを確認しましょう。
また、身体のラインが強調されるタイトすぎる服も避けた方が無難です。
夏場で暑い時期でも面接時はジャケットを着用し、最低でも五分袖以上の長さがあるトップスが適しています。



清潔感を与える服装が大事ですね!
私服でも面接に似合う服装のジャケットとトップスの例を、以下に載せておきますので参考にしてみてくださいね。
エンジニア面接前の身だしなみチェック





服装についての注意点はわかりました!身だしなみにチェックしておくことってあるかな?
服装だけでなく、髪型やメイク、小物類にも気を配ることが大切です。
細かな部分まで整えることで、清潔感のある印象を与えられるでしょう。
面接前には以下の項目をチェックして、万全の状態で挑んでください。
- 髪色は派手過ぎず、一つにまとめているか
- ナチュラルなメイクで整えられているか
- ネイルはしていないか
- アクセサリー類はしていないか
- 靴は汚れておらず、高いヒールやパンプスではないか
次で詳しく紹介していきます。
髪色は派手過ぎず、一つにまとめているか
髪色は黒や自然な茶色など、落ち着いた色にしましょう。
金髪や明るすぎる茶髪、ピンクやブルーなど奇抜な色は、面接の場にふさわしくありません。
エンジニア職は、服装や髪型に関して比較的自由な企業が多いものの、面接という場では清潔感のある見た目が好まれます。
髪が長い場合は、顔周りがすっきりと見えるように一つにまとめるとよいです。
髪をまとめる際は、ポニーテールは避けて、耳より下でまとめるようにしておきます。
そしてお辞儀をしたときは髪が顔にかからないように、しっかりと結んでおきましょう。
前髪も目にかからない長さに整えるか、ピンで留めておくと清潔感が増します。
ヘアゴムを使う場合は、シンプルで目立たないものを選び、派手な飾りのついたものやシュシュは避けましょう。



ショートヘアの場合でも、髪の毛が顔にかからないように、髪型を整えておくとよいですね!
ナチュラルなメイクで整えられているか
派手すぎず薄すぎない、健康的なナチュラルメイクを心がけましょう。
面接ではノーメイクも濃いメイクも好ましくありません。
きちんとメイクをすることで真剣さが伝わりますが、メイクが濃すぎると逆効果になってしまいます。
ベースメイクはファンデーションで肌のトーンを整え、健康的な印象を作りましょう。
アイメイクはブラウン系を中心に、目元を自然に引き立てる程度にとどめ、ラメのあるアイシャドウは控えておきましょう。
リップは派手な赤やピンクではなく、コーラルピンクやベージュ系の落ち着いた色を選ぶと好印象です。
ほかつけまつ毛や濃いアイライン、チークの入れすぎは避けて、自然な血色感を出すようにしましょう
ナチュラルメイクは清潔感と誠実さを表現し、面接官に良い印象を与えます。



ナチュラルなメイクは清潔感を与えるので、意識して取り組んでみましょう!
ネイルはしていないか
面接時はネイルを落としておくのが無難です。
エンジニア職は服装や髪型に加え、ネイルもOKな企業もたくさんあります。



私が今働いている会社もネイルOKです!
しかし面接時は清潔感を与えるために、ネイルは避けておくべきだと考えておくとよいでしょう。
仕事開始になってからも、長い爪やデコレーションされたネイルは仕事に支障をきたす可能性もあるため、避けておいた方がよいです。
面接時はネイルを我慢し、爪の長さも短く整えておきましょう。
どうしてもネイルしたい場合は、淡いピンクやベージュなど控えめな色が好ましいです。
面接という場では「仕事に集中できる身だしなみ」と「清潔感」を意識することが大切です。



ネイルは仕事開始してから思う存分楽しんだ方がいいですね
アクセサリー類はしていないか
面接時は、アクセサリーはつけないのが基本です。
大ぶりなピアスやイヤリング、重ね付けしたネックレスなど、目立つアクセサリーは面接の場にふさわしくありません。
どうしてもアクセサリーをつけたい場合は、小ぶりで華奢なデザインのものを一点だけにしましょう。
例えばピアスは、大きなものや揺れるものでなく、小さなストーンのものが好ましいです。
結婚指輪や婚約指輪は問題ありませんが、それ以外のアクセサリーは外しておくのが無難です。
また腕時計は、シンプルで文字盤が見やすいものであればつけても構いません。
ただし、スマートウォッチはカジュアルな印象を与えやすいため、控えておくとよいです。
靴は汚れておらず、高いヒールやパンプスではないか
清潔で歩きやすい、ヒールの低いパンプスを選びましょう。
靴の汚れは意外と目立つので、面接前日には必ず靴を磨き、傷や汚れがないか確認しましょう。
かかと部分のすり減りやつま先の傷は目立ちやすいため、気になる場合は新しい靴を用意することをおすすめします。
そしてヒールの高さは3〜5cm程度の、ローヒールが理想的です。
高すぎるヒールは歩きにくく、音も響き、少しキツイ印象を与えるため控えておいた方がよいです。
色は黒が無難ですが、スーツの色に合わせて紺やベージュを選んでも問題ないでしょう。
デザインはつま先が開いたオープントゥや、ストラップが多いデザインは避け、シンプルなプレーンパンプスを選びましょう。



足元まで気を配ると、細部まで配慮できる人という印象を与えられますね!
エンジニア面接前のよくある質問



最後に、エンジニアの面接前にあるよくある質問をまとめました!
面接前には様々な疑問が出てくるものです。
ここでは、多く見られる面接前の服装に関する質問にお答えします。
不安を解消し、自信を持って面接に臨みましょう。



以上が面接前によく見られる質問集でした!
清潔感のある服装で、エンジニアの面接を乗り切ってくださいね!
まとめ:面接は清潔感のある服装を心がけよう
今回は女性向けに、エンジニア面接時における服装や身だしなみについてお話しました。
エンジニアの面接では、基本的にスーツが無難ですが、近年は私服OKの企業も増えています。
スーツの場合は黒・紺・グレーなど落ち着いた色を選び、シャツのシワやスカート丈に注意しましょう。
私服でもOKの場合は、オフィスカジュアルを意識し、ジャケットを羽織るなどきちんと感を出すことが大切です。
髪型はまとめてナチュラルメイクを心がけ、ネイルやアクセサリーは控えめに、靴は汚れのないローヒールを選びましょう。
この記事が、これから面接を頑張る方々の参考になれたら幸いです。










